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故・久富達夫氏とシンスケ

作家の馬場マコトさんから、

「この本(戦争と広告)を執筆するために目を通した資料の一冊、『久富達夫追悼録』に昭和初期のシンスケが出てたよ」

と教えていただいた。

久富達夫氏は明治生まれの政治ジャーナリストで、昭和天皇に敗戦の玉音放送を進言した気骨の人。

相当な大酒飲みだったらしく、居酒屋になりたての当店をご愛顧のうえ、シンスケブレンド酒(直し)の4斗樽を定期的に買っていただいていたようだ。

100年近く前にあった出来事を子孫がいま知る感動。


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