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10/30更新「季節のメニュー」

更新日:11月1日

「松茸どびん蒸し」をはじめました。国産ものはすんごく高価でしたので、カナダ産マツタケを使用しています

・多くのお客様のご要望がありながらも、アニサキス(寄生虫)リスクへの危惧からここ10年近く販売中止していた〆サバ。様々な調理法を検討し、ようやくひとつの回答が出ました。


(1)新鮮なサバをさばき、砂糖〆(スモークサーモンの手法)→塩〆→酢〆

(2)2日間フリーザーで凍結し、万が一の寄生虫を不活性化

(3)自然解凍後、180度の太白ごま油で短時間素揚げし、アニサキスアレルゲンを加熱変質化→氷水にとって引き締め&油洗い


(1)と(2)はこれまでアジなどすべての青身魚の調理で実行しております。

今回は安全性の向上を目的として(3)を試したところ、通常は剥がしてしまう表皮が食べられるようになり、それがものすごく旨味が濃かったこと。

身の表面を揚げたことで臭みが抜け、油の甘味としっとり感がプラスされたことという美味しくなる効果があり、メニューインとなりました。

ただ、通常通りに醤油とショウガで食べると、調味料にマスキングされてサバのおいしさが感じられなかったため、柚子胡椒で召し上がっていただくように仕立てております。

料理名は「〆サバの瞬間コンフィ」としました。

※10/31追記「お客様が困惑されて、説明が大変!」とスタッフに怒られまして、「シンスケ風〆サバ」と改名しました(土下座)

サバと言えば、むかしイスタンブールで食べたサバサンドの美味しさが忘れられず、玉ねぎとトマトを添えています。

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湯島天神下 シンスケ
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