花街文化継承応援(クラウドファンディング)のお返しに、京丸うちわが届いた。 色っぽいフォルムにワンポイント入るキュートな千鳥。柄は太くて持ちやすく、ゆっくり優雅に動かして都のうだるような熱気を扇ぎ除けるのにちょうど良い。
対して、連雀町の汁粉屋「竹むら」さんに頂戴した神田祭の江戸うちわ。 直線的で角を落とした形状は、祭り半纏(角帯)の後ろに挿して御輿を担いでも邪魔にならない。 柄は細くて薄く、気の短い下町っ子が忙しなく扇ぐのにぴったりだ。
人類誰もが【左団扇(ひだりうちわ)】とはいかないこのご時世。それでも知恵を振り絞ってコロナと対決し、最後には【団扇を上げられる】よう踏ん張りたい。
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