現行コースターの使用終了について
- shinsuke4g
- 6月6日
- 読了時間: 2分
いつもご愛顧ありがとうございます。
長年にわたって好評いただいている故・仲條正義氏図案のコースターですが、6月7日(土)をもって使用終了となります。

理由はふたつ。
①コースターの構造的な問題
「図柄はエンボス加工(正確にはデボス)したいね」という仲條氏の意向に従い、シンスケコースターは1mmの吸水紙を2枚貼り合わせた「2mm合紙」に印刷しています。
しかし、昨今の地球温暖化の影響を受け、大気中の湿気をコースターが吸って「反り」「歪み」が未使用状態でも現れるようになってしまいました。
結果、上に置いたコップやお猪口が不安定でコースターの役割を果たさなくなっています。

②じつは手直ししたいデザインだと判明
この図案はもともと、シンスケTシャツ用デザインのボツ案を3代目が気に入って、仲條氏の許可を得てコースターに再利用したもの。
2015年の麦酒コップ完成した際、4代目が仲條氏の許可を得て「海老茶に白抜き」から「白地に藍(御納戸色)」に色反転して使い続けてきました。
しかし2025年正月、3代目の遺品から「直治(4代目)の青コースターを見たまーちゃん(仲條正義さんの愛称)が、余白と図案がしっくりこないのでこんど手直ししたいといった」というメモを発掘。
デザイナーご本人が「しっくりこない」というものを使い続けるのは如何なものかと思い、今回の決断と相成りました。
来週からは、反りにくい1mm吸水紙の新デザインコースターに代わります。
また、仲條氏のこの図案は、手ぬぐいや前掛けなど大きな面積に散りばめることとし、本来の意向にて近々再披露いたします。どうぞお楽しみに。

